11月2日 第29回日本糖尿病・妊娠学会(岐阜)「ひとに言うは易し、自ら行うは難し」

病院長ブログ

岐阜の長良川国際会館で開催された第29回日本糖尿病・妊娠学会
に参加してきました。
10年ほど前に、新潟でも開催した学会です。

 

シンポジウムのひとつが、「プレ妊娠からの療育指導」。
以前にこのブログでも紹介したように、
妊娠前や妊娠期の栄養状態が次世代に与える影響が
明らかになっています(DOHad説)。

 

女性の、特に妊娠中の肥満、やせは
産まれてくる赤ちゃんの一生の健康に影響し、
いったん変化が起きると、影響はひ孫の代までも!

 

長良川国際会館から望む、長良川、金華山、頂上には
道三や信長が城主となった歴史を持つ岐阜城。
歴史に思いをはせる風景です。

 

岐阜名産の富有柿を食べ過ぎると、
カロリーオーバーで要注意という厳しい?講演もありました。 

 

でも、食欲の秋!
大好きな柿はまだ出回っていませんでしたが、
おいしい飛騨牛を楽しんできました。

 

いつものことながら、「ひとに言うは易し、自ら行うは難し」。
年々、反省が得意になってきています。

 

DOHad説を最初に提唱したBarker博士がこの9月に急逝されました。
20年前、ご一緒した国際シンポジウム(ロンドン)で博士に励まされ、
研究が始まったことを思い出します。
心からご冥福をお祈りします。

 

第29回日本糖尿病・妊娠学会

風景写真

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